こんにちは、紗那教授です(/・ω・)/
世界的な物流の供給網が滞っている影響か、予算はあるのに、欲しいものが買えなくてもどかしさを感じるこの頃。
さて、今回は「忘れ物チェックリスト」です。
言い換えれば、「必要なものリスト」となります。
中には忘れると致命傷になり兼ねない事項もあるので、同人誌即売会の前日にチェックしてみてください。
忘れ物チェックリスト(必須持ち物)
刷り上がった本とブースレイアウト用のアイテムが揃い、イベント日が近くなってきたら荷造りをしましょう。
下記のものがあれば、とりあえず大丈夫です。
サークル参加証

文学フリマとコミティアなら、イベント当日までにサークル参加証(入場証)が届きます。
会場に入るためのチケットです。
意外と忘れやすく、忘れると致命傷になるものです。
同人誌即売会において会場に先に入るのはサークルで、約1時間後に一般参加者が入場するという流れが普通です。
多くのイベントでは、10時からサークル入場開始、11時から一般参加者入場となっています。
つまり、参加証を忘れてしまうと一般参加者と一緒に入場という形になります。
イベントが始まっているのに、ブース設営からスタートすることになります。
「自分のサークルなんてどうせ売れないや」で済む話ではなく、物量にもよりますが設営が完了している周辺のサークルに、せわしない印象を与えてしまいます。
万が一、入場証を忘れて一般入場開始後に設営することになった場合は、隣のサークルに「すいません」の一言は掛けましょう。
頒布する作品

これは忘れるわけありませんよね(笑)
なので、ここでは何部持ち運ぶかを考えてみましょう。
これはベテランサークルであっても、しばしば悩みの種となります。
持参分が少ないと、せっかくあなたの本を欲しがっている参加者の手にそれが渡らない可能性があります。
反対に、持参分が多いと、手運び(キャリーバッグなど)で会場に行く場合なら割と体力を消耗します。
会場への直送ならお金がかかりますし、もしほぼ本が動かなかった場合、割と精神的にきます。
イベント一回あたりに頒布できる冊数は、サークルによって極めて千差万別です。
ましてや、この記事を読んでいる同人活動初心者さんやビギナーサークルさんは、分からなくて当然ですよね。
本の仕様や厚みによっても変わってきますが、例えば3種類の作品があるとしたら、とりあえず各10~20部を目安にするのがいいのではないかと思います。
レイアウトアイテム

これも当然持って行きますよね。
自分のレイアウトには何が要るのか、マイリストを作るといいでしょう(ポスター、立て札、お品書き、敷き布など)。
前記事で、ブースレイアウトについて解説していますので、こちらもぜひ参考にしてみてください。
お釣り(コインケース)

同人誌即売会では金銭のやり取りが発生します。
購入希望者が必ずしもジャストで払ってくれるわけではないので、お釣りの準備も必ずしておきましょう。
お釣りの用意を忘れることは、ある意味入場証を忘れるよりも致命傷です。
設定する価格にもよりますが、基本的には小銭なら100円玉、お札なら1000円札でのやり取りになることが多いです。
頒布価格を50円単位で決めているなら、50円玉もちゃんと用意しておきましょう。
10円単位で決めているなら(滅多に見かけませんが)、10円玉もしっかり用意しておきましょう。
1部2,000円などの高額な本を頒布する場合は、1万円札や5千円札で出されることも想定して、お釣り用の1000円札を用意するのが望ましいでしょう。
お釣り入れ(コイントレー)

コロナ禍に入ってから、お金の受け渡しはコイントレーで行うことをルールとしているイベントもあるので、必ず準備しておきましょう。
お店に置いているものでなくても、代わりになるものなら大丈夫です。
(ちなみにお店でよく見かけるコイントレーは、ちょうどいいサイズが案外100均では置いていないことがあります)
お金は手垢がべったり付着していますので、本とお金のやり取りが終わる度に、手を除菌しておくことが望ましいと思われます。
筆記用具・その他文房具

最低限、ペンとメモ帳は用意しておきましょう。
イベント当日、どの作品が何部捌けたのか記録するときに使います。
たとえ一度も使わなかったとしても、とりあえず持っておいて損はないです。
それに加え、ハサミや糊、マスキングテープを用意しておくと何かと役に立つことがあります。
これらは、前日にしばしば見本誌の準備を忘れる、僕の経験からのおススメです。
+あったら便利なもの
ゴミ袋(レジ袋)

イベント中は、少量のゴミが出る場合があります。
見本誌シール、ハサミでカットした紙の切れ端、菓子袋や軽食のゴミなど。
消毒・除菌グッズ

依然とコロナ禍が続いております。
アルコール除菌液・シート・スプレーが手元にあると、小まめな消毒ができて衛生的に良いでしょう。
イベントによっては、主催者が各ブースに除菌シートやフェイスシールドを用意してくれていることもあります。
コメント