こんにちは、ブログ担当の瀉音です。
今回は、初めて「トレンド」のカテゴリーで記事を書いていきます。
テーマは、3月末にとあるVチューバ―さんがBL同人誌を動画でリスペクトの欠落した態度で朗読し、炎上した件です。
前提として、事実にそのものではなく、あくまでそれを踏まえて同人活動のマインドについて思うことを述べていきます。
一体何があったのか

人気VTuberが、二次創作のBLジャンルの同人誌を、笑いのネタとして朗読。
しかし、その同人誌の作者を名乗る人からの訴えを受けたり、視聴者からは人が頑張って作ったものを晒し上げる行為がモラルに欠けていると大炎上。
一方、Vtuber側にも擁護するファンや擁護する人というのがいて、同人誌自体が原作を咎めている等の言い分で衝突があったそう。
同人誌の作者に対し、Twitterで攻撃的な文面を送り付けた人もいるとのこと。
Vtuber本人は動画を削除し、配慮に欠けた言動を謝罪したとのこと。
教授会の所感

冒頭にも申し上げた通り、この事実そのものに対して言及はしません。
この記事で述べるのは下記の3点。
- 作品を公開している以上、酷評されたり笑いものにされる可能性はゼロではない
- 公共の場(SNS)で攻撃的な発言をしない
①作品を公開している以上、酷評されたり笑いものにされる可能性はゼロではない
残念ながら、作品を世に出している以上、必ずしもいい評価が受けられるとは限りません。
ここは同人作家にとって、結構辛いところです。
なぜなら、好きでやっていること、趣味だからです。
中には本業のストレスから解放されたり、リフレッシュしたり、当サークルが以前にも申し上げた通り自分磨きをするために同人活動を行っている人もいるでしょう。
本業でストレスが溜まるのはある意味宿命だと割り切ることができるかもしれませんが、それから解放されるための趣味でストレスを溜めていては精神がもちません。
事実、教授会作品も強い酷評を受けたことがありますし、何よりも辛いのが酷評を受けたことが原因で創作活動を止めてしまった知り合いがいることです。
唯一絶対批判されない方法は、作品を出さないことですが、それを言い出すと本ブログが無意味なものになってしまいそうです。
②公共の場(SNS)で攻撃的な発言をしない
ペンネームやサークル名を決めることについて書いた記事でも触れましたが、SNSは匿名といえど、不特定多数の大勢の人が集まっている以上はある意味公共の場だとも言えます。
あなたも今まで一度や二度、あるいはそれ以上の回数、公園や電車等の中で怒鳴り散らしている人を見かけたことはないでしょうか。
同人作家の作品の完成度が必ずしも高くないのは当然のことです。
プロ作家ではですし、それで主となる金銭を稼いでいるわけではないのですから。
それを面白おかしく取り上げたり、あるいはそうった人を守るために別の人を攻撃しているのを見ると、目を塞ぎたくなります。
だからこそ、ふと自分はそういうことをしていないだろうかと、見直すことも大切ですね。
コメント
……まさか創作をされる方が、文脈の流れと意図をくみ取れないという事は無いでしょうから、意図的だと判断させて頂いておりますが。
事件があり、理不尽に攻撃され「痛い思いをした」二次創作者の話題で、
「著作権はグレー」との話題から「原作にリスペクトが無い同人作家は痛い思いをする」
と言う形で締めるのは、あまりにも惨い心無い言葉に聞こえます。
一次の方々は、確かに晴海以前から二次界隈を邪道と言ってはばからなかったですが、それでも人の道の道理の解らない方々では無かったと記憶しておりました。
年月を経て益々谷間が広がっているようで、とても残念に思います。
因みにこれは余談ではございますが。
著作権回りは確かに改定されつつありますが、二次創作につきましては近年緩和が進み、海外で良く聞くフェアユースに近い運用例として、二次創作は著作権侵害にあたらないという判断が知財高裁から出される等、ご指摘とは逆の変化もあるように思います。
古く、著作権の概念が存在しなかった時代、物語は共有され翻案されるものでした。
ほんの数十年新しい考えによってわかたれましたが、それでも本質が簡単に変質する物ではないと考えています。
お互いの創造性と知性への”リスペクト”を常々失わないよう、失わせぬようありたい物ですね。
S様
ブログ担当の瀉音です。
コメントをいただきまして、誠にありがとうございます。
著作権に関しましては、私自身知識や理解が不足しており、軽率な発言で不快な気持ちにさせてしまったことをお詫び申し上げます。
>ほんの数十年新しい考えによってわかたれましたが、それでも本質が簡単に変質する物ではないと考えています。
こういった考え方もあるのだと、大変参考になりました。
改めてコメントをいただき、ありがとうございます。