【同人誌紹介・感想】『売り子とは何か』(CROSSNEXT様 著)

同人誌紹介・感想
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こんにちは、紗那教授です(/・ω・)/

今回は、『売り子とは何か』(CROSSNEXT様 著)の感想と紹介です。

ところで、当ブログをご覧いただいている方は同人活動を行っている又はこれから始めたいという方が多いと思います。

同人活動で本を頒布している方は、もちろん作品を読んでほしいと思って出店されていると思いますが、即売会は対面販売である以上売り子と頒布数の関係は切っても切れないかもしれません。

その関係性についてがメインテーマではありませんが、知人やレイヤーさん問わず、誰かに売り子をお願いしたいと思っているならこの本を読むことをお勧めします。

また、同人誌即売会における売り子に焦点を当てている作品は貴重です。

この本を読んだおかげで、誰かに売り子をお願いするのにどういったことが必要かが理解できたように思います。

概要

売り子とは?なんのために存在するのか?コスプレ売り子の実態とは?? これを解明するために、人気コスプレイヤーで売り子経験も豊富な林檎蜜紀さんにインタビュー、そのうえで売り子について、有効なオペレーションについて考える。

「【評論】売り子とはなにか」CROSSNEXT@Text-Revolutions Extra 2 – Plag!

感想

体裁

A5サイズで28ページ。

表紙は著者が実際に売り子を依頼したことがあるという、林檎蜜紀さんのダイナマイトボディが飾っています( *´艸`)

このブログを書いている現時点で、Twitterのフォロワー数は25.6万人という、超人気コスプレイヤーさんみたいですね。

僕同様ロードバイクも趣味とのことで、ロードバイク乗りにとってはお馴染みのシクロワイアードで、記事も紹介されていますね。

林檎蜜紀の見た九州チャレンジロード 「子守唄の里」のJCF公認レースでマイクを握った – 林檎のロードバイクチャレンジ | cyclowired

感想

冒頭に、林檎蜜紀さんに売り子をしてもらった時の頒布数がかなりのものだったと記述があるように、やはり対面販売では少なからず売り子の影響はあるようです。

ただ、人気だからと言って誰でもいいと言うわけではなく、ある意味就職面接のようにお互いのマッチングが大事だということを読んでいて感じました。

本書では、売り子への依頼の仕方や、当日何をしてほしいかという指示や気を使ってあげた方がいいことが記されています。

これもある意味では会社と似たところがありますが、分かりにくい指示だと当然仕事のパフォーマンスは落ちますし、明確な指示だと業務の質向上やお互いの信頼関係の向上に繋がります。

上記項目はリスト化されていて分かりやすく、ギャランティや当日のオペレーションも、短いながらも要点が整理されていて読みやすいです。

当サークルは元より、イベント中に作品の特徴や良さをなかなか理解してもらいにくい文芸界隈では、華のある売り子さんにお願いしたことによる影響が絵師界隈よりも大きいかもしれませんね。

(特に根拠があるわけではないですが)

また、イベントコンパニオンの業界についても触れられていて、初めて知る世界のことばかりで本書はとても面白かったです。

こんな人におすすめ

・タイトル通り、「売り子とは何か」と考察してみたい人

・売り子をお願いしてみたい、売り子に興味がある人

・売り子をやってみたい人(多分)

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