こんにちは、紗那教授です(/・ω・)/
検討している商品の見積をしましょうかと言われ、「ああ、返事はいつでもいいっすよ~」と答えつつも2週間メールが来ず、むにゃむにゃしている今日この頃。
さて、今日は同人活動における広報活動について、あれこれ述べていきましょう。
まずは基本情報から

この画像は、今月22日(日)に開催の関西コミティア64に向けた、当サークルの作品一覧紹介です。
作成は、PowerPointで行いました。
初心者さんの中には、こういったお品書き・宣伝画像を作るのが難しそうとか、専門知識が必要なのではないかと思う方がいるかもしれません。
それについては最後のセンテンスで解説していきますので、まずは同人誌の買い手が知りたい情報を知りましょう。
それは何かというと、
- 本の題名(作品名)
- 書影(作品の表紙画像)
- キャッチコピー又は簡単なあらすじ
- 頒布価格
この4点は抑えておくことをおススメいたします。
僕の意見としては、1つでも欠けていると自分が買い手の立場になったときに困ると思います。
これをベースに、下記のような情報をトッピングをしていきましょう。
- 本のサイズ
- ページ数
- 作品の詳細の記載があるURLへ飛ぶQRコード
- 既にいただいている読者からの感想(変化球ですが)
- 等々
トッピングについては、あまり多いとごちゃついた印象になるかもしれません。
(良く言えば、バラエティ豊かということです)
当サークルの場合だと、そもそもの作品数も多めなので、見にくいと言われればもう少し情報を削るかもしれません(;^ω^)
その場合は、簡単なあらすじ→キャッチコピーに変更すると思います。
ちなみに作品を一言で表現することは、作品を書き終えた段階又はプロット作成時に、準備しておくことをおススメいたします。
例えば、今春の新刊『二人のマヤ』であれば、「二重人格系ヘビメタ小説」としています。
ちなみに新刊アピール用の画像兼ポスターは下のような感じです。

画像を作ることができたら、ぜひSNSにアップしましょう!
SNS(Social Network Service)の利用については、こちらの記事もぜひ参照いただけたらと思います。
WEBカタログ登録のすゝめ

同人誌即売会によっては、WEBカタログサービスが設けられています。
本サイトで紹介しているイベントで、代表的なのが文学フリマです。
WEBカタログとは、文字通りネット上で確認することができる、カタログです。
サークル参加者はマイページから自身の作品の書影や、前項で挙げた紹介した情報を入力することができます。
断言します。
WEBカタログは必ず登録するようにしましょう。
理由としては、
- 参加者(サークル・一般共)が事前に、サークル参加者の作品を確認できる
- サークル参加者は、事前に隣のスペースがどんなサークルなのか知ることができる
といったメリットがあるからです。
事前のアピールにも繋がるので、頒布数アップの可能性も高まります。
僕も当日を迎える前には必ず確認しますし、参加慣れしているサークルにとっては、付き合いのあるサークルさんがどのブースに配置されているか確認できるメリットもあります。
それに、買い手になるのは一般参加者だけではなく、サークル参加者もそうです。
サークル参加者は、自身のブースの運営で忙しいので、効率的に買いたい本の情報を集めるのにやはりWEBカタログが便利なわけです。
僕のサークル仲間や読者には「WEBカタログなんて利用したことないよ」という人もいますが、広報(アピール)という観点では、登録しない理由はないと言っても過言ではないと思っています。
本記事で初めてWEBカタログというものを知った方は、ぜひ試しに上記の文学フリマのサイトにアクセスしてみてください。
情報がきっちり整えられたサークルさんと、全くの空欄になっているサークルさんが見られると思いますが、どんな印象を抱かれるでしょうか。
お品書き作成はMicrosoft officeで十分

先述で、お品書き・宣伝画像の作成についてほんの少しだけ触れました。
これから同人活動を始めたいと思っている人の中には、「宣伝画像なんて作るの難しそう」「PhotoshopやIllustratorが必要なのでは」と思ってしまう方もいるかもしれません。
本の入稿用画像を作るとなると、話は少しややこしいところもありますが、お品書きや宣伝画像の作成はMicrosoft officeで十分です。
理由としては、日本人の多くに馴染みがあり、仕事や学校でも基本的なソフトウェアと言えるからです。
編集の観点としては、画質があまり優れないですが、WEB宣伝用の画像を作る分には十分すぎます。
印刷する場合は、A3サイズ等できるだけ大きめの方がいいかもしれません。
昔から万能でしたが、近年のMicrosoft officeもやはり優秀で、WordやExcelでも作ることができます。
わたくし紗那教授としては、PowerPointを一番おススメいたします。
イベント当日は、タブレットでスライドショーを流すなんてこともでき、操作性もシンプルです。
尚且つこだわろうと思えばいくらでもこだわることができる、初心者からベテランまで万人におススメできるソフトです。
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