こんにちは、教授会代表の紗那教授です。
連休は予定が多くてバタバタしています。
マクドナルド爆食いするとか、体を瀉音氏に譲るとか、自転車のイベント行くとか。
あれ? 執筆は? 頑張っていますよ、多分。
さて、今日は読了した『岩手と私』(砂原藍様 著)の紹介です。
概要

『気がつけば、岩手はいつも私のそばにある』 母親の出身地・岩手県花巻市。 生涯を宮城県で終えた亡き父方の祖母の血に秘められた、岩手県紫波郡紫波町との縁(えにし)とは。 盛岡市で開催の文学フリマ岩手との出会いから、人生初の同人サークルとして活動し始めるまで。 岩手を旅しながら考え、感じたこと。 すべて繋ぐのは、私。 宮城県で生まれ育った著者の、初エッセイ集。
「【エッセイ・随筆】【ノンフィクション】岩手と私」暁を往く鳥@Text-Revolutions Extra 2 – Plag!
感想

体裁
安定のA6(文庫本)サイズで、ページ数は32となっています。
御本はテキレボEX2の機会に購入いたしましたが、藍さんとは文学フリマ広島やTwitterで面識があったので、人生初のサークル活動の内容が記されている本書で経緯が分かりました。
表紙から裏表紙に繋がっている風景写真は、緑豊かで空気が美味しそうですね。
人が多いエリアに住んでいる自分も週末は自然を求めにロードバイクで走ることがありますが、この景色のように、人の手があまり入っていない大地をいつか走ってみたいものです。
感想
実は僕、日本で東北地方と四国地方には、まだ一度も足を踏み入れたことがありません。
以前、岩手出身の月ノ音姫瑠様の詩を紹介したときにも記しましたが、東北のサークルさんは地元愛に溢れている印象です。
元々Twitterを拝見していたということもありますが、藍さんも東北を愛してやまない方だという印象です。
内容としては土地的なことよりもエッセイですので、藍さんの幼少期からサークル活動を始めるに至ったことまでのことが記されています。
文学フリマ岩手は参加したことがありませんが、温かい人柄の方が数多く参加されているだろうなということが伺えました。
また、本の終盤に記されていた「何度も同じ場所に行くのにひとつとして同じ旅はない」というフレーズがとても刺さりました。
ちょうど別記事で書こうかなと思っていたところですが、言葉の解釈を広げるならば、その経験はその時しかできないと受け取れるような気がします。
最近僕自身がミニマリスト傾向が少し強まっているせいもありますが、モノよりも経験にフォーカスした方が人生充実しそうな気がします。
モノを買うにしても、経験を豊かにしてくれるモノだったらいいかなと。
後は、イベント参加も迷っているくらいなら、とりあえず先に申し込んでおいた方が後悔しないかなと。
話が脱線してしまいましたが、そんなことを連想させてくれた本書に感謝です。
こんな人におすすめ
・東北の地に興味がある人
・同人活動を始めてみたい人
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