こんにちは、紗那教授です(/・ω・)/
ブログ自体久しぶりになってしまいましたが、今回は久しぶりに読了した同人誌のご紹介です。
吸血鬼を題材にした作品を観たいけど、割と扱われることが多い題材なだけに、どれを観たらいいんだろうと悩むことはありませんか❓🦇
そんなときは、今回読了した同人誌『吸血鬼映画 chaotic catalog』( 宮田 秩早様 著) がおすすめです。
尚、僕が所持しているVol.5の紹介となります。
同人界隈において、宮田様ほど吸血鬼に精通している人を僕は知りません。
当サークルも吸血鬼作品を世に発表している身として、とても参考になりました。
概要

吸血鬼ものをこよなく愛するみなさまにお送りしたい吸血鬼映画紹介本・第四弾! べつに吸血鬼映画には特に愛着はないけど、ちょっと気になるな……という方にもお楽しみ頂けます。 【この本をお読みになる際のご注意】 この本は、吸血鬼映画を『紹介』する本です。批評本ではありません。 基本的に物語のシナリオは、結末まで掲載していますので、「作品の結末等は知りたくない」方は、この本をお読みになってはいけません。 この本は ・作品に関する簡単なデータ ・ネタバレ含むあらすじ(物語の肝になるネタバレは、『重要なネタバレ』と表記しています) ・個人的に見所だと思っている部分の紹介含む物語のあれこれ の三点で構成されてます。 点数評価等、作品についてランクをつけることはしておりません。 また、マニアだけが知っている豆知識的なものも特に掲載されていません。 吸血鬼もの好きの人間が、目一杯、愛を語っている本だと考えて頂けると、当たらずといえど遠からずでしょう。 吸血鬼映画に関心のある方が、「こんな作品があるのか。観てみようか」と、ご自身の映画鑑賞の一助にしていただければ、これに勝る喜びはありません。 なお、各作品が鑑賞できる媒体として、VHS・DVD・BDのあるなしは記載いたしましたが、ネット上の有料コンテンツでの動画配信情報(有料コンテンツでの期間限定等の無料配信含む)や違法と疑われるアップロード情報などは掲載しておりません。 これは当方が「VHS・DVD・BD」として手元に作品を所有することをめざすコレクターであるため、ネット上の有料コンテンツをほとんど利用していないことによります。 現在の動画視聴情報としては、ネット上の有料コンテンツでの動画配信情報は、必要かとも思うのですが、当方の手元にその情報がありませんので、ご了承ください。 また、違法と疑われるアップロード情報は、掲載すべきでない情報であると考えますので、掲載しておりません。 それでは、紳士淑女のみなさま。 Welcome To The Vampires Night! Table of contents Table of contents 不朽の名作の撮影と同時進行で制作された、同じセット、ほぼ同じ脚本・別の俳優を使った作品(モノクロ映画) 「魔人ドラキュラ スペイン語版」 「吸血鬼カーミラ」を原作としたエロティックホラー 「バンパイア・ラヴァーズ」 ドラキュラ伯爵に陥れられたアフリカの王子が、吸血鬼となって現代に甦る! 「BLACULA」 ある日出会ったミステリアスな彼はいったい……愛とは、本能とは……謎めくサスペンス 「クロコダイルの涙」 新解釈のドラキュラ! 一九世紀、ヘルシング教授が倒したはずのドラキュラが現代に甦る。彼の真の正体は……? 「ドラキュリア」 スチームパンク+吸血鬼! 伝染病が蔓延する世界で、吸血鬼神父と女刑事が共闘する! 「パーフェクト・クリーチャー」 シリーズ二作目! マーカス卿の目覚め、不死者の租コルヴィナスの動向……セリーンたちの戦いの行方は? 「アンダーワールド2 エボリューション」 1985年ヒット作のリメイク版。ある夜、となりに越してきたのは吸血鬼だった…… 「フライトナイト 恐怖の夜」 ベラと吸血鬼エドワードの恋に人狼ジェイコブが参戦! 時を同じくしてカレン一族への復讐に燃える勢力が…… 「エクリプス/トワイライトサーガ」 李氏朝鮮、王宮に巣喰う美貌の吸血鬼と玲瓏優美な復讐鬼の宿命の対決! そして彼らに翻弄されるひとりの娘…… 「夜を歩く士(ソンビ)」
吸血鬼映画 Chaotic Catalog vol.5 – バイロン本社 – BOOTH
感想
体裁
サイズはA5で、全68ページとなります。
とはいえ、2段組みなのでそれなりにボリュームがあります。
表紙に描かれている、各々の映画に登場する吸血鬼のデフォルメキャラが可愛らしいですね💛
感想
あらすじにもある通り、10作の吸血鬼映画の紹介となります。
Vol.5以前に既に4冊あるわけだから、著者の宮田様は凄まじい数の吸血鬼作品を鑑賞されていますね。
どの世界においても、何か一点ずば抜けている人はエネルギッシュですし、人を惹きつけるオーラを持っているように思います。
まず、本書を購入しようと思ったきっかけが2点。
1つ目は、冒頭でも述べた通り当サークルにも吸血鬼作品(小説)があるため、参考にしたいと思ったことです。
映像作品も含めてなかなか多くの吸血鬼作品を鑑賞するのは難しいため、それを要約してくれている方の存在というのは有難いです。
一言で吸血鬼作品と言っても、スタイルは多種多様。
本書で紹介されている中でも、クラシック(マントを羽織り十字架を嫌うような)な作品だったり、バイオハザード(生物・細菌災害)な作品だったり色々なものがあります。
吸血鬼作品を鑑賞したい方には当然お薦めできる内容ですが、僕のように作り手にもお薦めできるまとめ方がされていると思います。
その分、ネタバレについては本書冒頭で十分注意されていますが、余程これから観るのを楽しみにしている作品でなければ全て目を通してもいいのではないかなと思いました。
2つ目のきっかけは、元々好きだった映画『アンダーワールド』を紹介していただいていることです。
(動画は最新作『アンダーワールド ブラッド・ウォーズ』)
紹介いただいているのは、『アンダーワールド2 エボリューション』です。
実はこの作品のファンと言いながらも、ストーリーでちょっと整合性が取れていなかったり、詰めの甘さ的なものを感じていました。
それは今まで具体的に何だろうとぼんやり物思いに更けていたりしたことがありましたが、本書で宮田様がきっちり解説してくれています(笑)
でも映像作品ですし、現実世界でさえ矛盾なストーリーが溢れ返っていることを踏まえれば、ハラハラするハードなバトルアクションシーンが全てを吞み込んでくれるでしょう。
特に主人公セリーン(ケイト・ベッキンセイル)が、めっちゃめちゃカッコいいんですよ!
僕の中では、長所も短所も全てを愛せる作品で、シリーズ5作品全てブルーレイを所持しています。
続編ちゃんと出るのかなぁ……(涙)
こんな人におすすめ
・吸血鬼映画を知りたい、観たい人
・吸血鬼を題材にして又は吸血鬼のキャラクターを創作したい人
・不老不死になりたい人(冗談です)
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