『文芸小説で同人活動を始める』【文芸での同人活動を始めたい人に向けた指南書】

サークル作品
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基本情報

  • 書籍|A5
  • 170ページ
  • 700円
  • 2018/09/09(日)発行

あらすじ

 一次創作小説(オリジナル小説) に興味がある同人活動初心者のための指南書、ここに誕生。サークルの立ち上げ、即売会の申し込み、イベント当日の流れ、アフターなど同人活動の工程を網羅。これであなたも小説サークルデビュー。

第一章 同人活動のフローチャート
CHAPTER 0 何がしたいのか、誰としたいのか
CHAPTER 1 原稿を書き上げる
CHAPTER 2 イベントに申し込む
CHAPTER 3 製本と頒布価格の設定
CHAPTER 4 広報活動をする
CHAPTER 5 ブースレイアウトを考える
CHAPTER 6 荷造り・交通手段
CHAPTER 7 入場・ブースの設営
CHAPTER 8 一般入場開始・接客
CHAPTER 9 イベント終了後
CHAPTER EX1 製本について
CHAPTER EX2 同人活動における経理事情
CHAPTER EX3 セルフプロデュースについて
CHAPTER EX4 遠征について

第二章 創作活動にまつわる生活
CHAPTER 1 執筆時間の確保
CHAPTER 2 執筆環境とインテリア
CHAPTER 3 SNS の利用について
CHAPTER 4 運動をする

第三章 雑談
CHAPTER 1 プロ(商業) とアマチュア(同人)
CHAPTER 2 小説の執筆は世間的に劣っているのか
CHAPTER 3 同人誌を買う基準
CHAPTER 4 同人小説における向上心について

序章(試し読み)

 東京ビッグサイト、インテックス大阪、名古屋国際展示場。大きなホールに集まる、大勢の人だかり。会場の端から端まで長机が並べられ、それが何列もできてホール内の枠組みを形成している。椅子は机の数以上に用意されている。机の上には、各々の創作家たちが作り上げた作品の数々。通路を行き交う人々に自分の作品を見てもらおうと、彼らは机の上を自分らしい形で彩る。クロスを敷いたり、ポスタースタンドを立てたり、作った本に帯をつけてみたり。また、事前にホームページやSNSで告知をしたり、皆色々な工夫をして自分の作品を知ってもらおうと努力する。胸が熱くなる光景だった。創作活動を行っている人たちが何百人も集結し、彼らの作品を求めに来た人も山のようにいる様子を見て、驚かずにはいられなかった。プロの世界じゃなくても、これだけ賑わうイベントがあるのかと。

 でも、音と空気だけがなかった。自分が見ているのは、パソコンのモニターに映っている写真だったからだ。写真からは音は出ないし、その場の空気を吸うことはできない。

 大学一年生で漫画研究会に在籍していたときに、初めて同人誌即売会というものを知った。自分で描いた絵や漫画、小説などを本(同人誌)にして、頒布することができるイベントのことだ。

 先述の胸の熱さを抑えられなかった私は当時の部長に提案した。「僕たちも出展してみましょう」。幸いなことに、提案にはすんなりOKが出た。当時、漫画研究会は創立して一年も経っていなかった上に、同人イベントの経験がある部員は一人もいなかった。頒布する作品としては、私の小説を漫画化したものを頒布することとなった。

 そして、その年の夏にインテックス大阪でイベント当日を迎える。

 参加してよかった。

 初めての同人誌即売会が終わったとき、純粋にそう思った。部活で作った本、そして自分が原作を務めた本を手に取っていただけたときの喜び。もっと書きたいし、同じ創作の志を持っている人ともっと関わりたいと思った。夢のような時間だった。自分の手で作品を生み出せる人が、今この瞬間こんなにも集っているのかと。このときの事がきっかけで、私は今に至るまで創作活動及び同人活動の道を歩んでいくこととなる。

 初めまして、筆者の紗那教授(シャナキョウジュ)と申します。創作文芸サークル「教授会」の代表を務めております。教授という名前ですが、大した学はございません。

 当方、小説をメインに書いているサークル(現時点での書き手は紗那教授のみ)になります。この本を執筆している現在、頒布している作品は3種類です。バイオ系バトルアクションSF小説『百獣の女王』(全7巻)。剣と魔法の王道ファンタジー小説『姫君の守り手』(1巻完結)。【就活×恋愛】エッセー風味小説『囚飾活動 シュウショクカツドウ』(1巻完結)。年間約十回程度、東京~大阪間をメインに同人誌即売会で、サークル参加(同人誌を頒布する側)をしています。

 初めて同人誌即売会に参加したのは約10年前。とても緩いサークルで活動していましたし、文芸小説も当時はそれほど書いていませんでした。しかし、大学を卒業しても同人誌即売会の楽しさやインスピレーションを忘れることができず、紆余曲折を経て2015年に一次創作(オリジナル作品)の文芸サークル「教授会」を立ち上げました。ある程度サークルとしての経験を積んだ今、もっと多くの方に同人誌即売会の面白さを知っていただきたい、創作文芸会の振興に貢献したいという思いがあって本書を執筆するに至りました。

 なので、本書は一次創作(オリジナル作品)の小説且つ文芸サークルとして同人誌即売会にデビューしたい、あるいは参加を検討している方々向けに記しています。また、既にサークル参加された経験がある方や、二次創作(パロディ作品)サークルにも役立つ内容があれば幸いでございます。

 本書の構成といたしましては、大きく三章に分けています。

「第一章 同人活動のフローチャート」

「第二章 創作活動にまつわる生活」

「第三章 雑談」

 第一章では、同人誌即売会で頒布したい小説を書いたり、それを製本したりするところからイベント当日のことまで一連の流れを記しています。また、本の頒布価格や自著をアピールすること等については、応用も加えて細かく解説をしています。

 第二章では、即売会に直接関することと言うよりは、創作活動を行うための生活環境や時間の確保について述べています。具体的には、部屋のインテリア、スケジュール管理について記述しています。

 第三章は「雑談」という名の通り、創作界においてしばしば話題に取り上げられることや、精神論について私の見解を記しています。つまり、独り言です。お時間がある時に、読んでいただけたらと思います。

 それでは、どうぞよろしくお願いいたします。

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