こんにちは、サークル代表の紗那教授です(/・ω・)/
文芸の同人誌即売会で一番大きなイベントを教えてくれって?
そりゃあ、決まってるでしょう。
文学フリマ東京、だぜ。
そこで、今回は先日11/20(日)に開催された、文学フリマ東京35のイベント参加レポートでございます。
当サークル、東京の文学フリマは、実は立ち上げ時からサークル参加経験があります。
コロナ禍ということもあって、今回は6年ぶりの参加です。
ということで、とても多くのことを感受いたしましたので、皆さんぜひ最後まで読んでいってください。
イベント概要

- 開催日時:2022年11月20日(日) 12:00〜17:00
- 会場:2022年11月20日(日) 12:00〜17:00
- 出店数:1304出店・1461ブース
- 来場者数:7,445人 (出店者・一般来場者あわせて)
公式の情報によるとこんな感じです。
なんと文学フリマ史上最大の来場者数とのことです㊗
そのため、会場は配置図が公開された時点から、凄いことになっていました。


参加サークルの多くが、「広すぎだろ、これ」と感じたはず……!
例年参加されている方からすれば、二つの会場を使用している時点で、圧巻の光景のはず。(実際もそうでした)
ブースレイアウト

今回のブースレイアウトはこんな感じ。
机には愛用している2in1のPC(Dell Inspiration)でパワーポイントのスライドショーを流しました。
ITを活用したレイアウトをしているサークルはあまり見かけませんが、あいにく宣伝効果は正直左程なかったように思います。
また、6年ぶりということで、頒布作品のほとんどが初頒布でございました。
そのため、数年前に完結している『百獣の女王』シリーズも、全巻が見えるようなレイアウトといたしました。
参加した感想
グッドポイント

文学フリマは今年で20周年とのことで、今回過去最大の参加者数というのは本当におめでたいことです。
当サークルが初参加したのは、第十九回目のことですので、かなり歴史を紡いできていることが感じられます。
オールジャンルの創作としては、文芸というとどうしてもイラストや漫画と比較すると少数になってしまいます。
しかし、今回の文学フリマ東京35につきましてはそれを感じさせないくらいの人だかりで、ブースの前を常に人が通行しているというのは昔だと見られなかった光景のように思います。
コロナ禍以降、イベントを取り巻く状況というのは大きく変化いたしましたが、結果的に増えているのであれば喜ばしいことだと言えるでしょう。
時代の変化や個人を取り巻く環境変化のスピードは早く、いつの間にかイベント参加を始め、執筆そのものを止めてしまったサークル仲間が何人かいます。
しかし、それ以上に新規サークルが増えているということなのでしょう。
文芸というジャンルがこの調子で拡大して盛り上がっていくのであれば、この界隈で活動を続けている自分としても嬉しいです。
そして、願わくは当ブログ記事を参考にしてサークルデビューした、あるいはサークル活動の役に立ったと思っていただける存在でありたいなと思います。
- イベントそのものが大きくなった
- Twitterでしか繋がりがなかった人と実際に交流ができた
- 関東のサークル仲間と会うことができた
今回この3点が良かったという風に思いますし、僕が思う同人活動の醍醐味の一つです。
気になったポイント
しかしながら、気になったことがありました。
これについては、僕だけでなくサークル仲間も同様の意見でした。
- 来場者数に対して頒布数が伸び悩んだ
- 見本誌コーナーがなかった
- 会場が広すぎて、会いたい人全員に会うのが難しかった
- 一部マナーの悪い参加者がいた
見本誌コーナーがないことと、頒布数が伸び悩むことは結びついているかもしれません。
主催側としては感染症対策のこともありますから、この辺りは仕方がないでしょう。
ただTwitterの広報活動には今まで以上に力を入れ、いいねやリツイート数は割とあったので、文フリ大阪や広島を大きく下回る結果になってしまったことに驚きでした。
ちなみに文字通り驚いただけで、残念だとか傷ついたとかは思っていません。
(それは折角お迎えしてくれた人に対して失礼だと思うからです)
前夜祭も含め、総じてとても満足のイベントでした。
出店要項やマナーを見直してみませんか

サークル仲間との会話にも出た話題なのですが、新規サークルが増えていることは喜ばしい一方、マナーの悪い参加者が年々目立っているように思います。
知っている人は知っている、スー●ーの袋おじさんのように一方的に長時間居座るのは論外として、事前に送付されている出店要項やマナーを読んでいないと思われるサークル参加者が体感的に増えている気がします。
- 自分のブースのお客様が、隣のブースの前を塞がないように配慮する
- 自分のブース外での呼び込み、販売・配布するのは禁止
特にこの2点は主催がメール等でも再三注意していることです。
後、義務ではないですが、隣同士のサークルさんには挨拶をした方が気持ちよく過ごせると思うのです。(挨拶しても無反応な人も過去いました)
設営時、撤収時共にするのがいいと思います。
ここからは愚痴ですが、今回は隣のサークルから、
- こちらのブースにはみ出された(1スペースに対してイス2脚だと狭いのは分かるが)
- こちらの脚にぶつかっても何も言わない(やや怒)
- 撤収時、ゴミを置き土産された(激怒。捨ててあげたけど)
マナーが良くないなと思う参加者におおよそ共通しているのが、複数人で参加していることです。
気の知れた仲間と出店して、楽しくて浮かれた気持ちになるのは、よく分かります。
僕がもしイベント初参加でそのシチュエーションなら、もしかしたら同様の過ちを犯したかもしれません。
しかし、イベントは皆で作り上げていくものです。
学生ならまだしも、いい歳した社会人なら自分たちだけ楽しければOKというのは、ただの痛い奴です。
「そんなの当たり前だろ」と思ったサークルさんも、「うわっ……もしかして自分のこと?」と思ったサークルさんも、これを機に参加イベントの要項や書かれているマナーを読み返してみませんか。
次回の直参イベントとおまけ(前夜祭)

当サークル「教授会」の次の直参イベントは、来年1月15日(日)開催の、文学フリマ京都7でございます。
ホームグラウンド関西でのイベントです。
ラインナップは文学フリマ大阪と同様ですが、ぜひ気軽にお立ち寄りください。
当サークル作品をお持ちの方もそうでない方も、大歓迎でございます。
また、その次は2月26日(日)の文学フリマ広島6に参加予定でございます。
生まれ故郷の広島です。
祖母の墓参りのため、前日入りの予定です。
最後におまけですが、文学フリマ東京35の前日の写真をいくつか上げていきます。
お昼はずっと再会したかったサークル仲間と、上野公園で過ごしていました。

西郷どーん!

国立西洋美術館に展示されている、ロダンの『地獄の門』。
中ではゲーテの『ファウスト』やシェイクスピアの『ハムレット』等、文芸にも関わる展示がされていて、とても楽しかったです!
『ファウスト』に登場する有名な悪魔メフィストフェレスの、天の邪鬼具合が憎たらしかったです(笑)
夜は御茶ノ水で飲み会!




皆飲み過ぎやー!(笑)
前日も当日も、お会いした皆様にありがとう!
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