こんにちは、教授会代表の紗那教授です。
最近二の腕が痛い。キーボードの打ち方が悪いのか、本業でもPC作業が多いのが原因なのか。
さて、今日は読了した同人小説『BL星人は秋葉原のメイドカフェにかわいいを夢見る』(可不可ふかふか 様著)の紹介です。
概要

「かわいい」とはどんなものかしら。BLの星から来た人が秋葉原メイドカフェで異文化交流する話。まずBLの星ってなんだ?
「【ローファンタジー】BL星人は秋葉原のメイドカフェにかわいいを夢見る」紅茶会事変@Text-Revolutions Extra 2 – Plag!
感想

体裁
A6(文庫本)サイズのコピー本で、20頁です。
何気に中綴じのA6サイズの本ってあんまり持っていなかったので、ちょっと新鮮でした。
今や印刷会社に頼まれる物書きさんが多いですが、僕の場合、同人活動初心者のときはコピー本からのスタートでした。
どちらも好きですが、コピー本には手作りの温かみを感じます。
表紙もソフトな感じですね。
感想
タイトル通り、舞台は秋葉原のメイドカフェです。
僕もメイドカフェに行ったことがありますが、好きかどうかは置いておいて、本書に書かれている通りまさに「かわいい」服のデザインだと思います。
主人公であるBL星人なる者の設定が、いい意味でなかなか逸脱です。
・男性同士で生殖し、腐女子かゲイが生まれる
・一度に5~6人の子どもを産む
・BLの過激派をミュートやブロックしながら生きている
総ページ数20、お姫様メイドカフェ「ロココ」に入って出てまでのコンパクトなお話です。
個人的にはBLそのものよりも、「かわいい」とは何かということについて焦点が当てられていたように感じました。
そして、主人公が最後その本質に気付くのですが、僕も納得です。
本書をまだお読みでない方にも、ぜひその回答を知っていただきたい。
こんな人におすすめ
・とてもコンパクトな同人小説が読みたい
・「かわいい」の本質が知りたい
・コメディチックな要素が欲しい
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